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ネット社会の今だからこそ感じる本を読むことのメリットとは?読書をおすすめする理由を解説!

こんにちは!きくのすけ(Kikunosuke)です!

 

今回は

「ネット社会の今だからこそ感じる本を読むことのメリットとは?」

をテーマに記事にしました。

 

今後、本ブログを運営するうえで

具体的な本の紹介をする前に

「なぜ本・読書が重要なのか」

という背景や理由のような記事があった方が読者にとっても読みやすいかな

と思いましたので、

タイトルの通り、自分なりに感じる本を読むことのメリットを伝える記事を書くことにしました。

 

尚、本記事は最近読んだ

『東大教授が考えるあたらしい教養 (幻冬舎新書)』(藤垣裕子, 柳川範之 著)

という本の内容を参考にしながら、書いております。

興味ある方は是非読んでみてください。

『東大教授が考えるあたらしい教養 (幻冬舎新書)』(藤垣裕子, 柳川範之 著)

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本を読むことが大事な理由は?

 

社会人として生活していると、「本を読め!」と言われる機会が多いと思いますが、
なぜ本を読むことが大事なのでしょうか。

私は5年目くらいのとき、とある先輩の送別会でお偉い方の隣に座ってしまい、
2時間「1日1冊読みなさい!」と半ば説教に近い言葉を頂きました笑

当時はこのタイトルの通り、

「ネットで調べればわかることが多い時代なのに、わざわざ本を読む必要があるのか?」

と自分自身思っており、

なぜそこまでして本を読むことが大事か理解しきれていなかったです。

 

そんな中、地道に本を読み続けていき、「1日1冊の読書」をするようになった私が感じる

本を読むメリットの1つは「視野が広がる」という点です。

以下、「視座が広がる」という意味について掘り下げていきます。

 

「視野が広がる」とは?

 

皆さんが本を読むときはどんなときでしょうか?

 

勿論、ジャンルにもよるので、一概には言えませんが、
多くの場合、調べ物をしたり、より詳しく知りたいと思ったりしたときではないかなと思います。

 

勿論、そういった知識を習得する観点での読み方も大事だと思いますが、

本を読むことが大事なのは知識以上に

「その人がどう考えているか」ということを知ることができるという点かと思っています。

 

この点については、『東大教授が考えるあたらしい教養 (幻冬舎新書)』(藤垣裕子, 柳川範之 著)という本に的確な表現が載っていましたので、そのまま引用します。

 

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「本は「何か新しい知識や情報を得るため」に読むという人が多いでしょう。
しかし本書が考える教養という観点では、「この本を読めば何らかの『正解』がわかって自分の知識にできる」と期待すべきではありません。
本を読むときに期待したいのは、「さまざまな視点に立つための練習」になることです。」

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どういうことかというと、

例えば「お金を貯める」ということを考える際、わかりやすく表すと、

貯金 = 収入 - 支出 

になりますので、

①収入を増やす

②支出を減らす

かしないと、貯金は増やせません。

この時、貯金の増やし方として①か②のやり方があることや
①もしくは②の具体的な実現の仕方はネットで調べることができます。

一方、実際に

「お金を貯めることが重要なことなのか、重要でないことなのか」

「なぜ重要だと感じるのか、重要でないと感じるのか」

といった「お金を貯める」という行為に対する捉え方や考え方は人によって違いますが、

ネットでは自分がほしい情報を手軽に手に入れることができるため、
限られた情報しか入ってこなくなってしまいがちになります。

 

一方、本は「お金の貯め方」というテーマで200ページ(8~12万字程度の文字数)かけて綺麗に考えをまとめていますので、

「貯めた方が良い」という意見だけでなく「貯めない方が良い」という意見も含め、

多くの文字数を割いて解説しており、「お金の貯め方」をどう考えているか?深く掘り下げて知ることができます。

 

従って、本を読むときは、

あるテーマに対して「この方はどういう風に考えているか」を知るとき

かなと思っています。

 

私は本を読むときの「視野が広がる」という観点を知るようになってから、
仕事もプライベートも好転するようになったかなと感じていますので、
視座が広がることがどう生活に影響するものか、以下で述べていきます。

 

本を読んで色々な人の考え方を知るとどうなるか?

 

社会では100%同じ価値観を持っている人はいないので、
違う価値観をもつ人と接するにあたり
異なる価値観に触れると、想像できることが広がり、
よりよい関係性の構築に繋がると考えています。

 

その際、異なる価値観に触れる手段として
友人と飲みにいったり、セミナーに参加したりということもできますが、

前者は同じような価値観の方との会話になりやすく、
後者はスピーカー次第で当たり外れが変わってくる要素があるので、

汎用的に知見を広げるには、本を読むという行為が良いと思っています。

(この辺りはセミナーと読書の違いは好き嫌いの分かれる領域かと思いますので、いずれ別の記事で書いてみたいと思っています)

 

先ほどの例の続きで「お金の使い方」というトピックで私が感じたことを紹介しますと、
ブランドバックや高級な洋服にお金を掛けたい人もいれば
月収100万円でも貯金しながら東京で暮らせる人もいます。

 

私は上記のどちらにも当てはまらないですが、
「お金の使い方」という本を調べれば、
それぞれの使い方をしている人が本を出していますので、
それぞれの本を読むことで、「どういう考え方をしているのか」理解することができます。

それぞれの方の考え方を知ることで、日々の生活を過ごす中で、
お互い気持ちよく過ごすにはどのようなことに気を付ければよいか
会話しなくてもある程度把握することができるようになりました。

 

「何に重きを置いて、どういうことを快適と思うか」は
人によって違うので、なんでもよいので気になるトピックについて
本を読んでみると、違った世界が見えるのではと思います。

 

ポイントは先ほど紹介した本にも書かれていましたが、

複数の本を読んでみるということと、
単に読んで終わるのではなく、自分で考える時間を作ってみる

ということかと思っています。

 

まとめ~気になることは本を読んでみよう~

 

今回、「視野が広がる」という読書のメリットをテーマに記事にしました。

本テーマは私が書きたかった内容ですし、

読書というテーマをブログの記事にしたいと思っている

一番の理由にもなっているところです。

 

今回は異なる知見や価値観を理解することができるとの面で記事を書きましたが、

その他ボキャブラリー(語彙)が増えることや論理的・建設的な思考が発達することなど、

本を読むことには別のメリットも感じています。

いずれ別の軸からも「本の読むことの重要性」について

記事を作成できればと思っています。

 

以上、参考にしていただければ嬉しいです。

それでは次回の記事でお会いしましょう!