20代・30代におすすめのビジネス書大全

読書好きの私が読んだ本の中からおすすめしたいビジネス書を独自の目線でお伝えします

『無印良品は、仕組みが9割 仕事はシンプルにやりなさい』(松井 忠三 著)~実行力を付けるキーワードは主体性~

こんにちは!きくのすけ(Kikunosuke)です!

 

仕事をしている中で

「みんな同じようなことを発言しているな」と感じる一方、

しっかり有言実行できる人と有言実行できない人がいる

と思う場面があるかと思いますが、

両者はどのようなところが違うのでしょうか?

 

両者の違いは仕組み化できているか否か

そんなメッセージを伝えているのが、今回タイトルに載せた本になります。

 

本日は読んで活力につながった本の中から

無印良品は、仕組みが9割 仕事はシンプルにやりなさい』(松井 忠三 著)

を紹介しつつ、仕事で求められる実行力について考えてみます。

 

本書の概要

タイトル他

無印良品は、仕組みが9割 仕事はシンプルにやりなさい』

出版社 ‏ : 角川書店
発売日 :2013/7/10
本の長さ:221ページ

著者

松井 忠三(まつい ただみつ)著

著者は無印良品を展開する良品計画代表取締役社長・会長を務めた松井 忠三さんです。

良品計画以外にもりそなHDや大戸屋HDなど、多くの会社の取締役を経験されています。

概要

本書では無印良品の実際の事例を通じて、「仕組みの重要性」を紹介しています。


第1章 なぜ無印良品には"2000ページ”のマニュアル"があるのか?

第2章 売上げとモチベーションが「V字回復する」仕組み

第3章 「決まったことを、決まった通り、キチンとやる」

第4章 会社を強くするための「シンプルで、簡単なこと」

第5章 この仕組みで「生産性を3倍にできる」

第6章 自分の仕事を「仕組み化する力」をつけよう

 

私は冒頭でも言及しましたが、

仕事ができる人とできない人の差について気になったので、

本書を手に取って読んでみました。

以下、本書を通じ、私なりの学びポイントがありましたので、

ピックアップしてお届けします!

 

学びポイント

本書内で伝えていること

本書では実行できるか実行できないかという差について

以下のようなフレーズで述べています。

 

「今の時代のリーダーに必要なのはカリスマ性ではなく、
現場でも自由にものを言えるような風土をつくり、その意見を仕組みにしていくことです。
そうして現場の自発性が育てば、自ずと実行力のある組織になっていきます。」

 

私は

「実行力の違いは個人のスキルや性格によるものが大きいのでは?」

と感じていたところがあったので、正直目から鱗の状態でした。

上記点について、もう少し細かく触れていきます。

 

実行力を付けるキーワードは主体性

 

今回紹介したフレーズのポイントは

「自由にものを言えるということは大事だ」

という点ではなく

「意見を吸い上げる仕組みができているか」

の部分だと感じています。

 

自由にものを言っても改善しなかったら意味がないので、

ものを言った人が最後の実行まで責任を持つ仕組みにすることが大事です。

具体的には「予算」と「リソース」「時間」を一定期間与えて、やってみる。

実際にやってみてうまく行ったかは(大事ですが)一番重要ではなく

自分でやってみることで、主体性が育まれることになる効果が重要かなと感じます。

 

この話を考えたときに私も若手時代に

意見を出すことが仕組み化されている先で働き、

実際に意見を出して仕事した経験を

思い出したので、少し紹介します。

 

私の初めてのアルバイト先で初めて任された企画が

「チラシを配付してメルマガ登録者を増やす」ものでした。

(メルマガという表現に古さを感じますが、今のWebマーケティングの先駆けのような取組だと理解しています)

 

「メルマガ登録者を増やす」という目標に対し、

「チラシを配ることが効果的ではないか」と会議で話したことがきっかけで、

仕事を任されることになり、

実際にチラシを作成する「予算」や

配布するヒト(リソース)、配布する期間(時間)を

自分の考えで決め、動かすという体験をしました。

 

このチラシ配布の取組は、

結果として大幅にメルマガ登録者を増やすことにならなかったですが、

チラシの置き方や時間帯などを自分で考えるプロセスは

今のブログ運営でもサイトのデザインや配信時間などで生かされていると感じます。

 

上記は一例ですが、主体性を持って仕事をする経験を得ると、

違ったプロジェクトでも、責任をもって仕事に取り組む姿勢が出来るので、

取り組み方が変わり、成果にも繋がりやすくなると思います。

 

この本を読んで、

無印良品では結構色々な試行錯誤をしてきたことが分かったので、

主体性に課題を抱えているマネジメントの方には参考になる本かなと思いました。

 

<h4 data-original-attrs="{"style":""}" id="まとめ">まとめ

今回、実行力の有無を考える際に参考になる主体性をテーマに記事にしました。

 

抽象的になってしまい恐縮ですが、

言いっ放しの文化があると責任感をもった仕事をしない人が増えるので

責任を持たせる仕組み作りを行って、

若いうちかつ規模の小さなうちから 主体性を経験できるようにすることが大事かな

と感じています。

 

「言うは易く行うは難し」とのことわざがありますが、

実践が難しい内容だと感じていますので、

本書の内容をうまく取り入れていければ良いと考えています。

 

以上、参考になれば嬉しいです。

それでは、次回の記事でお会いしましょう!

【本・読書】『人生格差はこれで決まる 働き方の損益分岐点 (講談社+α文庫)』(木暮太一 著)~物価高の今だからこそ知っておきたい物価と労働コストの関係~

こんにちは!きくのすけ(Kikunosuke)です! 

 

本日は読んで活力につながった本の中から

『人生格差はこれで決まる 働き方の損益分岐点 (講談社+α文庫)』(木暮太一 著)

を紹介しつつ、物価と給料・賃金(=労働コスト)の関係性について考えてみます。

 

本書の概要

タイトル他

『人生格差はこれで決まる 働き方の損益分岐点 (講談社+α文庫)』

出版社 ‏ : 講談社
発売日 :2018/4/20
本の長さ:271ページ

著者

木暮 太一(こぐれ・たいち)著

著者は木暮 太一さんです。

大学を卒業後、富士フイルムサイバーエージェントリクルートを経て、

独立された1977年千葉県生まれの作家です。

概要

本書では

「なぜ、日本人はしんどい働き方から抜け出せないのか!?」

その理由を提示するとともに

定年も関係なく生き生きと豊かに暮らすために、

自分資産を貯める方法を伝えています。

 

以下、本書を通じ、私なりの学びポイントがありましたので、

ピックアップしてお届けします!

 

学びポイント

①国ごとの給料の違い

国ごとの給料の違いについて、本書では以下の通り述べています。

「途上国の人件費が先進国に比べて安いのは

「途上国の物価が安いので、労働者は安く生活ができる。労働者が安く生活できるということは、労働力の再生産コストが低い。つまり、労働力の価値が低い」
からです。

やはり「労働力の価値」が給料の金額を決めているのです。」

物価水準の違いが給料の違いに反映されるという内容です。

 

②物価と労働のコストの関係性

国ごとの給料の違いについて、本書では以下の通り述べています。

物価と労働コストの関係性については

ビックマック指数がわかりやすいと思いますので、紹介します。

ビックマック指数は各国のマクドナルドで販売されている

ビックマック1個あたりの価格を比較したもので、

各国の物価水準をしる情報の一つとして知られている指標です(引用:世界経済のネタ帳)。

https://ecodb.net/ranking/bigmac_index.html

 

この数字を見ると、2021年1月末時点で

スウェーデン(665円)

ノルウェー(635円)

アメリカ(590円)

カナダ(551円)等

北欧や北米といった国が上位に位置しているので物価水準が高い一方、

ウクライナ(230円)

トルコ(209円)

マレーシア(257円)

インドネシア(251円)等

東欧や東南アジアが下位に位置しているので物価水準が低いということになります。

 

ここでビックマックの原価としては

材料費・機械代・人件費(含む家賃代)といった項目に分解できます。

そのうち、ビックマックを構成するバンの生地やハンバーガーは

素材としては変わらないという意味では材料費は基本変わらないと思います。

同様に機械代も基本変わりません。

 

ビックマックの原価=材料費+機械代+人件費+諸費用etc(割愛)

 

どこでビックマックの原価が変わるかというと人件費のところですので、

物価が低い=人件費(労働コスト)が低いという構図になるという理解です。

 

従って、同じ仕事をしていても、

物価水準の高いところでは労働コストが高い(=給料が高い)ということになるので、

給与の差は国の物価水準の格差に大きく依存するということかと思います。

日本のビックマック指数は390円とちょうど真ん中程度の水準ですので、

給料の高さを目指すなら、物価水準の高い国で仕事をしたほうがよい

ということか思います(=その分、生活費も高くなりますが、、、)。

 

まとめ

 

今回は

人生格差はこれで決まる 働き方の損益分岐点 (講談社+α文庫)』(木暮太一 著)のフレーズを引き合いに

物価と労働コストの関係性について述べました

言われてみると当たり前と思いますが、

物価の違い=労働者の賃金の違い

が一般的には成り立つということだと思います。

日本にいると物価が上がったor下がったという事実を感じにくいですが、

物価水準を織り込んで価値を考えることは重要なことだと思いますので、

日頃から意識してみると違った物事のとらえ方につながるかなと思い、

記事にしてみました。

 

以上、考える際の参考になれば嬉しいです。

それでは次回の記事でお会いしましょう!

『未婚化する日本: ペアーズ共同調査と統計データが示すその傾向と対策』~婚活や恋活で知っておきたい事実とは?~

こんにちは!きくのすけ(Kikunosuke)です!

 

本日は読んでためになった本の中から

『未婚化する日本: ペアーズ共同調査と統計データが示すその傾向と対策』

を紹介します。 

 

本書の概要

タイトル他

『未婚化する日本: ペアーズ共同調査と統計データが示すその傾向と対策』

出版社 ‏ : 白秋社
発売日 :2021/11/16
本の長さ:320ページ

2022年9月時点で、Kindle Unlimitedの対象になっています。

概要

本書はマッチングアプリの「Pairs」と共同で実態調査を行い

少子化の真の原因である未婚化の実際を探るとともに、

根本的な課題や対策の提示を行っている内容です。

 

序章 消滅へと向かう日本の「ふるさと人口」

第1章 日本の未婚化を俯瞰する

第2章 日本の未婚化はなぜ起きているのか

第3章 統計データが示す「未婚化する日本」の実態

第4章 新しい婚活スタイルの登場

第5章 未婚化を阻止するために

 

以下、本書を通じ、日本の婚活や恋活に関して

私なりの学びポイントがありましたので、ピックアップしてお届けします!

 

学びポイント

①日本の少子化の原因

本書で印象的だったことは日本の結婚市場における

世間一般で言われていることと統計データから見えてくる事実の違いです。

ここでは、結論部分のみを以下引用します。

 

少子化の本当の原因は何か? 

それは、女性のライフスタイルが変わった(兼業主婦が産まないのではないか? 結婚したがらないのは高学歴化した女性だ)云々ではなく、そもそも初婚同士の結婚の数が激減したということです。」

 

当たり前といえば当たり前ですが、

子供ができる場合、結婚している男女同士であるケースが多いと思いますが、

結婚している数自体が減っているので、子供が少ないという話です。

 

よく言われる理由のうち、

「共働き夫婦は子供を持たない」という話は

データから見ると共働き夫婦世帯の方が専業主婦世帯より子供が多いことが示されています。

また「女性の晩婚化が進んだからだ」という話も女性に限った話ではなく、

男性も50歳時点で約4人に1人は結婚したことがない(女性は約7人に1人)

というデータが示す通り、男女双方の問題であると論じています。

 

現代の日本では、

「結婚に対して前向きな気持ちを持っている人が多い」一方、

「結婚の前段階にあたる恋愛にも至っていない割合が多い」という結果から

出会いの機会が少なくなり、いつのまにか結婚適齢期を過ぎてしまい、未婚になったままになる

結果として結婚できないために、生まれてくる子供も減ってしまう

という社会環境が少子化の原因という話をしています。

 

私は女性の晩婚化や共働き世帯と少子化の関連が薄いという事実自体に

びっくりすると同時に、

結婚する数が減っているから子供が少ないとのシンプルな内容に

納得してしまいましたが、皆さんはいかがお感じになりましたか?

実感としてもコロナ以降は私の周りで結婚したと聞く機会が少し減ったなと感じております。

 

上記の通り、恋愛→結婚→子供という流れを考えると

恋愛する男女が増えることが大事ということになりますが、

男女のマッチングに関しても興味深い内容がありました。

 

未婚男性は未婚女性から「年収が高い」「容姿がよい」ことを

求められていると思っている人が多いようですが、

実際のところ、気持ちの面での相性を求めている未婚女性が多く

「年収が高い」「容姿がよい」ということを必要以上に重要視してしまう傾向がある

とのことです。

 

私は男性なので、

「年収が高い」「容姿がよい」ことは女性から見ても魅力では?

と感じてしまいましたが、実際どうなんでしょうか、、、

 

本書の後段はややマッチングアプリの紹介に近い内容もあったので、

個人的には紹介しにくいなと感じましたが、

マッチングで重要視する項目の違いは非常に勉強になる内容に感じました。

 

まとめ

 

今回は

『未婚化する日本: ペアーズ共同調査と統計データが示すその傾向と対策』から

日本の未婚化に関する調査内容をピックアップして、記事にしました。

 

婚活や恋活をしている人からみると

衝撃的な事実や目を背けたくなる結果も目にするかもしれませんが、

マクロな意味での日本の結婚事情を捉えた内容だと読んで感じました。

 

自分自身の婚活や恋活に役立てたい方には勿論、

未婚の方と普段接する既婚の方にも参考になる内容が多いと思いますので、

興味ある方は是非読んでみてください。

 

以上、参考にしていただければ嬉しいです。

それでは次回の記事でお会いしましょう!

 

未婚化する日本: ペアーズ共同調査と統計データが示すその傾向と対策

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1日1冊の本を読んで感じた「ビジネス書を読むときに意識すると違うコツ」

こんにちは!きくのすけ(Kikunosuke)です!

 

日頃、ビジネス書を読む機会は結構あると思いますが、

ビジネス書を読んだまま忘れてしまっていませんか?

 

今回はビジネス書を読むときに意識すると違うコツというテーマで書いていきます。

以前読んだ『知識を操る超読書術』(メンタリストDaiGo 著)のフレーズに

本を読むときに意識すると良いコツみたいな話が書いてあり、

面白いトピックだなと感じたからです。

 

この記事を通じて、「ビジネス書」を読んで内容が残らないなと感じている方の

参考になれば良いなと思っております。

 

本記事の参考にした本

 

本題に入る前に、本記事を作るにあたり、参考にした本を簡単に紹介します。

 

タイトル

『知識を操る超読書術』(メンタリストDaiGo 著)

本書の概要

「読書術」をテーマに以下の構成で書かれています

  1. 読書にまつわる3つのフェイク
  2. 読書の質を高める3つの準備
  3. 記憶力と理解力を高める5つの読み方
  4. 知識を自在に操る3つのアウトプット

著者

著者は メンタリストDaiGo さんです。

日本唯一のメンタリストとして数百のTV番組に出演しているDaiGoさんですが、

ご自身で毎日10~20冊の本を読む多読の方です。

以下にリンクを貼りましたので、宜しければ実際に手に取ってみてください。

知識を操る超読書術 [ メンタリストDaiGo ]

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感想(1件)

ビジネス書を読むときに意識すると違うコツ

私はこの本の以下フレーズに書いていることをやってみて、

「本を読むときに意識すると違うな」と感じましたので、そのフレーズを紹介します。

***************************************

「なぜ、この本を読もうと思ったのか?」 「この本から何を得たいのか?」 「読んだ後、どういう状態になりたいと願っているのか?」 そうか。自分は「これ」が欲しいからこの本を手に取ったのだ、と。 その結果、本への興味を取り戻すことができ、自分にとっておもしろい内容が書かれているはずだという期待も高まり、集中力が戻ってくるのです。 

***************************************

多くの場合、タイトルや表紙をみて本を買うか決めているかと思います。

その際、タイトル名にはそのとき自分の感じていた悩みや知りたいことに関するフレーズが入っているかと思います。

然しながら、読み進めていくとタイトルをみて感じたことがだんだん薄れていき

読んだ後には「なぜこの本を買ったのか?」と思ったり

「内容が出てこない」といった感じになってしまいます。

 

私も以前はこういう経験をして、「無駄にお金を払ってしまったな」なんて経験もしました。

 

そこでこの本を読んでから、

  • なぜ、この本を読もうと思ったのか? 
  • この本から何を得たいのか?
  • 読んだ後、どういう状態になりたいと願っているのか? 

の3点を意識して、読むようにしましたが、

私自身、本の読み方が変わったと感じています。

 

具体的には、

本を読むときには何かしらの悩みや知りたいことがあるので、
折に触れ読む目的に立ち返ると、
読んだ内容で新しいことに出会ったときに残りやすい

ということです。

 


ここで私の最近読んだ本で、具体的に書いてみます。


『仕事が速い人はどんなメールを書いているのか』(平野友朗 著)

 

なぜ、この本を読もうと思ったのか? :メールの書き方が仕事の良し悪しに影響していると感じる機会が増えたため
この本から何を得たいのか?:メールのやり取りをより円滑にする方法を取得したい
読んだ後、どういう状態になりたいと願っているのか?:読む前よりも相手に伝わるメールを実践で使える状態にする

 

『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略』(リンダ・グラットン, アンドリュー・スコット, 池村 千秋 著)

 

なぜ、この本を読もうと思ったのか? :Twitterで流れるタイムライン上におすすめの本と紹介されていたため
この本から何を得たいのか?:老後までの人生戦略として筆者は何を考えているのか
読んだ後、どういう状態になりたいと願っているのか?:筆者の価値観を学んだうえで、自分の生活に生かせそうなトピックでいくつか実践している状態

 

こんな感じですが、いかがでしょうか。

 

このように「読むと決めた理由」「読む目的」「読んだあとの将来像」を意識しながら 読み進めると、3点に近い内容が出てきたときに頭に残りやすくなります

そうすると、「ビジネス書」を読んで内容が残らないケースは自然と少なくなります。

私自身、今でこそ平均的には1日1冊を読むほどの本好きになりましたが、この読み方はすごく大事だと感じています。

是非、この機会に一度試してみてはいかがでしょうか?

 

留意点

最後に、『知識を操る超読書術』(メンタリストDaiGo 著)と私で少し主張を変えていますので、その点について言及します。

 

『知識を操る超読書術』(メンタリストDaiGo 著)では読む本の対象として「ビジネス書」と限定はしていませんが、 本記事では「ビジネス書」と敢えて限定して書いています。

その理由は小説や雑誌でも全く当てはまらない考え方ではないと思いますが、 タイトルに惹かれる理由が「ビジネス書」の場合、 悩みや知りたいことにより一層フォーカスが当たっているかと思っているためです。

 

どういうことかという意味で一例を挙げると、

「知識を操る超読書術」の場合には 本を読むことに課題を感じている方となりますが、

1984」(有名なイギリスのSF小説です)の場合には タイトルから本を読んでどういった課題が解決するかというメッセージ性は伝わってこないかなと思っています。

 

まとめ

 

今回はビジネス書を読むときに意識すると違うコツをテーマに記事にしました。

 

本で得た知見や体験談は身近に生かせる場面が多いので、

読んで終わりとするのでは少しもったいない面もある気がします。

 

私はこうしたノウハウを実践してみることで

「なぜ自分はこの本を読んでいるんだ」とか

「読んだ先に何があるのか」とか考えていた時間がだいぶなくなったと思います。

 

私と同じように悶々と本を読んでしまうことがあるひとは

この3点を紙に書いたり携帯のメモ帳にメモしたりしながら、

本を読み進めると良いかと思いますので、是非お試しいただければと思います。

 

それでは、次回の記事でお会いしましょう!

ネット社会の今だからこそ感じる本を読むことのメリットとは?読書をおすすめする理由を解説!

こんにちは!きくのすけ(Kikunosuke)です!

 

今回は

「ネット社会の今だからこそ感じる本を読むことのメリットとは?」

をテーマに記事にしました。

 

今後、本ブログを運営するうえで

具体的な本の紹介をする前に

「なぜ本・読書が重要なのか」

という背景や理由のような記事があった方が読者にとっても読みやすいかな

と思いましたので、

タイトルの通り、自分なりに感じる本を読むことのメリットを伝える記事を書くことにしました。

 

尚、本記事は最近読んだ

『東大教授が考えるあたらしい教養 (幻冬舎新書)』(藤垣裕子, 柳川範之 著)

という本の内容を参考にしながら、書いております。

興味ある方は是非読んでみてください。

『東大教授が考えるあたらしい教養 (幻冬舎新書)』(藤垣裕子, 柳川範之 著)

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感想(0件)

 

本を読むことが大事な理由は?

 

社会人として生活していると、「本を読め!」と言われる機会が多いと思いますが、
なぜ本を読むことが大事なのでしょうか。

私は5年目くらいのとき、とある先輩の送別会でお偉い方の隣に座ってしまい、
2時間「1日1冊読みなさい!」と半ば説教に近い言葉を頂きました笑

当時はこのタイトルの通り、

「ネットで調べればわかることが多い時代なのに、わざわざ本を読む必要があるのか?」

と自分自身思っており、

なぜそこまでして本を読むことが大事か理解しきれていなかったです。

 

そんな中、地道に本を読み続けていき、「1日1冊の読書」をするようになった私が感じる

本を読むメリットの1つは「視野が広がる」という点です。

以下、「視座が広がる」という意味について掘り下げていきます。

 

「視野が広がる」とは?

 

皆さんが本を読むときはどんなときでしょうか?

 

勿論、ジャンルにもよるので、一概には言えませんが、
多くの場合、調べ物をしたり、より詳しく知りたいと思ったりしたときではないかなと思います。

 

勿論、そういった知識を習得する観点での読み方も大事だと思いますが、

本を読むことが大事なのは知識以上に

「その人がどう考えているか」ということを知ることができるという点かと思っています。

 

この点については、『東大教授が考えるあたらしい教養 (幻冬舎新書)』(藤垣裕子, 柳川範之 著)という本に的確な表現が載っていましたので、そのまま引用します。

 

*****************************************

「本は「何か新しい知識や情報を得るため」に読むという人が多いでしょう。
しかし本書が考える教養という観点では、「この本を読めば何らかの『正解』がわかって自分の知識にできる」と期待すべきではありません。
本を読むときに期待したいのは、「さまざまな視点に立つための練習」になることです。」

*****************************************

 

どういうことかというと、

例えば「お金を貯める」ということを考える際、わかりやすく表すと、

貯金 = 収入 - 支出 

になりますので、

①収入を増やす

②支出を減らす

かしないと、貯金は増やせません。

この時、貯金の増やし方として①か②のやり方があることや
①もしくは②の具体的な実現の仕方はネットで調べることができます。

一方、実際に

「お金を貯めることが重要なことなのか、重要でないことなのか」

「なぜ重要だと感じるのか、重要でないと感じるのか」

といった「お金を貯める」という行為に対する捉え方や考え方は人によって違いますが、

ネットでは自分がほしい情報を手軽に手に入れることができるため、
限られた情報しか入ってこなくなってしまいがちになります。

 

一方、本は「お金の貯め方」というテーマで200ページ(8~12万字程度の文字数)かけて綺麗に考えをまとめていますので、

「貯めた方が良い」という意見だけでなく「貯めない方が良い」という意見も含め、

多くの文字数を割いて解説しており、「お金の貯め方」をどう考えているか?深く掘り下げて知ることができます。

 

従って、本を読むときは、

あるテーマに対して「この方はどういう風に考えているか」を知るとき

かなと思っています。

 

私は本を読むときの「視野が広がる」という観点を知るようになってから、
仕事もプライベートも好転するようになったかなと感じていますので、
視座が広がることがどう生活に影響するものか、以下で述べていきます。

 

本を読んで色々な人の考え方を知るとどうなるか?

 

社会では100%同じ価値観を持っている人はいないので、
違う価値観をもつ人と接するにあたり
異なる価値観に触れると、想像できることが広がり、
よりよい関係性の構築に繋がると考えています。

 

その際、異なる価値観に触れる手段として
友人と飲みにいったり、セミナーに参加したりということもできますが、

前者は同じような価値観の方との会話になりやすく、
後者はスピーカー次第で当たり外れが変わってくる要素があるので、

汎用的に知見を広げるには、本を読むという行為が良いと思っています。

(この辺りはセミナーと読書の違いは好き嫌いの分かれる領域かと思いますので、いずれ別の記事で書いてみたいと思っています)

 

先ほどの例の続きで「お金の使い方」というトピックで私が感じたことを紹介しますと、
ブランドバックや高級な洋服にお金を掛けたい人もいれば
月収100万円でも貯金しながら東京で暮らせる人もいます。

 

私は上記のどちらにも当てはまらないですが、
「お金の使い方」という本を調べれば、
それぞれの使い方をしている人が本を出していますので、
それぞれの本を読むことで、「どういう考え方をしているのか」理解することができます。

それぞれの方の考え方を知ることで、日々の生活を過ごす中で、
お互い気持ちよく過ごすにはどのようなことに気を付ければよいか
会話しなくてもある程度把握することができるようになりました。

 

「何に重きを置いて、どういうことを快適と思うか」は
人によって違うので、なんでもよいので気になるトピックについて
本を読んでみると、違った世界が見えるのではと思います。

 

ポイントは先ほど紹介した本にも書かれていましたが、

複数の本を読んでみるということと、
単に読んで終わるのではなく、自分で考える時間を作ってみる

ということかと思っています。

 

まとめ~気になることは本を読んでみよう~

 

今回、「視野が広がる」という読書のメリットをテーマに記事にしました。

本テーマは私が書きたかった内容ですし、

読書というテーマをブログの記事にしたいと思っている

一番の理由にもなっているところです。

 

今回は異なる知見や価値観を理解することができるとの面で記事を書きましたが、

その他ボキャブラリー(語彙)が増えることや論理的・建設的な思考が発達することなど、

本を読むことには別のメリットも感じています。

いずれ別の軸からも「本の読むことの重要性」について

記事を作成できればと思っています。

 

以上、参考にしていただければ嬉しいです。

それでは次回の記事でお会いしましょう!

【ブログ始めました!】本ブログの開設理由


こんにちは!きくのすけ(Kikunosuke)です!

 

このブログでは働いているに向けた「本」や「読書」をテーマに

最近私が読んで参考になった本の紹介や

読書術・読書の良さなどを発信していこうと考えています。

 
今回は本ブログの開設理由に関する記事をお届けします。
 
それでは早速、本題に入ります。

 

本ブログを開設した理由

 

本ブログを開設した理由です。

  1. 私自身の身の回り以外に発信する場を設けたい
  2. ブログの配信を通じて自分自身も多くのことを吸収したい
  3. 自分の好きな内容である本であれば、特化した配信ができると感じた

それぞれ順番に話を進めていきます。

 

1.私自身の身の回り以外に発信する場を設けたい

 

ブログを取り巻く環境を始め、世の中が大きく変わる中、

私もこの10年で色々と経験したなかで

色々と発信できることが増えたのではないかと感じるようになりました。

 

特に「本」に関するテーマは

この10年私が経験してきた中でも特に有用だと感じており、

身の周りにも話している中で話が膨らむ内容です。

 

身の回りに発信することも大事ですが、

一つ「本」に特化したチャネルがなかったので、

今回ブログを始めることにしました。

 

チャネル選定をブログにした理由は

自分の考えを世の中に発信できるという魅力に加え、

文字数の制限が少なく、準備にも比較的体力がかからないという点です。

 

自分の感性や色が出るようなブログにしたいと思っています。

 

 

2.本ブログの配信を通じて自分自身も多くのことを吸収したい

 

私自身、10年間ほど会社員として生活してきましたが、

日々の業務が増えていく中で、世の中の「変化」に触れる機会が減ったと感じています。

一方、私自身は

世の中で今何が話題になっていてどういうことが求められているのか
自分自身でよく理解して、日々の生活に生かしていきたい

と思っています。

そのための取組の一つとして

学生時代以来のブログを行うことで、自分自身新しいことを吸収したいと感じ、

今回ブログを始めることにしました。

 

特にこの10年でインターネットが生活に身近なものとなり

ブログ自体も大きく位置付けが変わってきたと感じています。

 

具体的には

特定のスキルを持った人が特定の媒体で書いたり見たりするツールから

一般の方がいつでもどこでも自分のことを発信するツールに

環境が変わってきたと感じています。

またネット広告というビジネスの誕生と急拡大が

その流れを後押ししたように思います。

 

今後は「人生100年時代」と呼ばれ、

若い人もシニアも何歳になっても仕事に取り組む人生の期間が増えていく中で

新しいことを学び続ける姿勢が大事な時代になったと感じています。

そうした環境下、新しい位置付けのブログを学ぶことで

自分のできる幅を増やしていければと考えています。

 

3.自分の好きな内容である本であれば、特化した配信ができると感じた

 

1つ目の理由、2つ目の理由と一部重複しますが、

私の場合、「続けられるか」「継続できるか」という点は気になっていました。

 

以前ブログを触っていたことも影響していますが、

「ブログであれば、あまり知識や経験がなくても取組できる」

という面は大きいのかなと感じます。

 

多くの方がブログを行っていますが、

特化型にしないとなかなか続けにくいかなと思い、

本ブログでは「本」(特にビジネス書)を題材として

自分なりのペースで配信したいと考えています。

 

尚、私自身は学生時代、あまり本を読むことが好きではなかったですし、

国語という科目は一番苦手にしていた人でしたが、

大学時代の後半や社会人になってから、本を読む機会が増えたことで

徐々に本を読むことが好きになりました。

 

以前本が得意でなかったからこそ語れる内容もあると思うので、

一つ一つ学びながら、徐々に発信していければと考えています。

 

まとめ

 

以上、今回は

「本ブログの開設理由」

という内容で記事をお送りしました。

 

どれだけ皆さんの興味があるかわかりませんが、

本ブログの目的や意義を明確にするという意味で必要な内容ではないか

と思い、記事にしています。

 

とはいえ、読者の皆さんの興味や関心に合わない記事を書くことも本意ではないので、

「走りながら考える」スタイルで運営をしていきたいと思っています。

 

それでは次回の記事でお会いしましょう!

【本・読書】『日本のみなさんにお伝えしたい48のWhy』(厚切りジェイソン著)~頑張るとは何か?~

こんにちは!きくのすけ(Kikunosuke)です!

 

本日は読んで活力につながった本の中から

『日本のみなさんにお伝えしたい48のWhy』(厚切りジェイソン 著)

を紹介します。 

 

本書の概要

タイトル他

『日本のみなさんにお伝えしたい48のWhy』

出版社 ‏ : ぴあ
発売日 :2015/11/5
本の長さ:191ページ

2022年8月時点で、Kindle Unlimitedの対象になっています。

著者

厚切りジェイソン

著者は芸人×IT企業役員の厚切りジェイソンです。

最近はあまり見なくなりましたが、

「Why Japanese people?」と叫ぶ芸風で一世を風靡しました。

私と同世代だったことを知り、少し意外に感じました。

概要

本書では厚切りジェイソンさんが日本人のおかしいと思う感覚や日々の疑問を

自分の言葉で芸風さながらに回答する内容です。


第1章 仕事・学業 編

第2章 人間関係 編

第3章 社会 編

第4章 夢 編

第5章 哲学 編

第6章 人気ツイート集

 

本書を読みながら、「お笑い芸人」としての厚切りジェイソンさんとは違った

姿を見ることが出来たような気がしました。

以下、本書を通じ、私なりの学びポイントがありましたので、

ピックアップしてお届けします!

 

学びポイント

本書内で伝えていること

厚切りジェイソンさんは著書の中で以下のようなフレーズを残しています。

 

「努力は他人のためじゃなく、自分のためにするんだ。
そして頑張ったかどうかは、まわりじゃなく自分で決めることだよ。」

 

この文の前には

「褒められなきゃ伸びないのなら、褒められたところで、成長は止まる」

とも書かれています。

 

今まで意識してこなかったですが、私は上記のフレーズから

「頑張る」や「褒める」ということは

たしかに周りから受けるフィードバックのように捉える傾向があると感じました。

 

今回紹介した「頑張る」というフレーズについて、

以下私の視点を掘り下げていきます。

 

学びポイント:頑張るという言葉は自分のため

 

よく「頑張る」という言葉を相手に使ったり、自分でも使ったりしますが、

「頑張る」という言葉の意味を正しく理解しているケースは少ないのではと感じます。

 

まず辞書的な意味で調べると、「頑張る」という言葉は

  • 困難にめげないで我慢してやり抜く
  • 自分の考え・意志をどこまでも通そうとする

という内容の言葉です(引用:デジタル大辞泉)。

 

上記の意味を踏まえると、

「頑張る」という言葉にある「我慢してやり抜いたか」「自分の意志を通したか」

あくまで自分でしかわかりません。

 

日常生活でよく、

「1.(仕事場でのフィードバック時に)あなたはAさんと比べ、頑張っていない」

とか

「2.この仕事、明日までに頑張って仕上げてね」

とか話してしまいますが、

頑張っているか否かは自分でしかわからないという話になります。

 

つまり

1. の場合の「頑張る」は他人と比較しているという意味で

2. の場合の「頑張る」は仕事の依頼をしている人の尺度で「頑張る」という言葉を使っているという意味で

それぞれ違った使い方になると考えます。

 

実際のところ、日常で2つともよく目にする使い方ですが、

言葉を受け取った側からすると、勝手に他者の目が入ってくるという点で

気分の良いものにはなりにくいと思います。

この内容から

相手とのコミュニケーションのときに、

相手に対し「頑張る」というワードを使うのはよくない(適さない)

と意識してみると、今までと少し違った相手との関係構築ができるようになるのでは

と学ぶことが出来たと思っています。

 

まとめ~言葉の意味を考えながら、相手との会話をしてみよう~

 

今回は

『日本のみなさんにお伝えしたい48のWhy』(厚切りジェイソン著)のフレーズから

「頑張る」という言葉について、記事にしました。

 

「頑張る」という言葉は自分でしかわからない概念なので、

自分で「頑張った」と思えば良く、SNSや対面の場で比較しながら使うものではない

と私自身改めて気付くきっかけになりました。

この気付きを生かしながら、日々の活動を進めていこうと思います。

 

厚切りジェイソンさんは最近出した「お金」にまつわる本が話題になっていますが、

今回ご紹介した本も全体的に熱いメッセージが伝わる内容かつ

平易な口語体で書かれていて読みやすいと思いますので、

興味ある方は是非読んでみてください。

 

以上、参考にしていただければ嬉しいです。

それでは次回の記事でお会いしましょう!

 

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